阿部美穂子の韓国Pick up!:スペースアルク
 

2009年1月 9日

TITLE:フラワーパーク

先日、家族揃っておでかけしました。道中、寝てしまったヂヒョが車を降りて目を覚ますと…そこは「群馬フラワーパーク」でした(^^)。

今年の9月4日、私の誕生日に友人Aちゃんから頂いたのが、かわいいブルーの花びん。手紙には「主婦に妻に母に仕事に忙しいと思うけど、花を飾る余裕を…」と書いてありました。本当にそうですよね。花を見ると、不思議と心が落ち着きます。花を生けているときはもっと。このごろ、管理が少し楽な(^^;)アイビーが、我が家のベランダで日光浴をしています。

フラワーパークで目を引いた花は、さまざまな色のバラ。ちょっと時期がずれていたので、ピークのころに来たら、もっといろいろな花がきれいに咲き乱れているんだろうな〜って思いました。他にも各種ハーブが植えられていたので、指で触れて香りをかいでみました。アッパやヂヒョにも「ほら、ミントの香り!」「これはね、ラベンダー。オンマが大好きな香りだよ」などと、ここならではの会話を楽しみながらお散歩しました。他にも、広い敷地内では動物に会えましたし、公園や広場などもあるので、多くの家族連れで賑わいを見せていました。気がつけばすっかり夕方に。思い切り楽しんで、フラワーパークを後にしました。

その後向かった先は、前橋市にある、ザスパ草津をこよなく愛するマスターが経営するお店、「元祖 いかぴっちゃんKING」。最近のアッパ1番のお気に入りのお店で夕食です(^^)。お店の名前にもある「いかぴっちゃん」(群馬人の口に合うようにアレンジした大阪の「イカ焼き」です)はもちろんですが、絶品なのは、お客さんの前に登場するのが仕込んでからなんと10日後というカレー。一度食べたら忘れられない愛情の味です♪ ヂヒョはここのつくね丼が大好物。つくねミニハンバーグがご飯の上にのっているのですが、このつくね5〜6個全てを一人で食べちゃうほどです!!

マスターがとってもいい人(アッパ曰く、雰囲気が韓国にいる弟に似ているのだとか)なのは、やっぱりマスターのお母さんがとっても温かい人だから…でしょう。

このお店に来ると、ちょっと韓国に来たような感じがします。お店の内装などということではなくて、人の感じが…マスターとお母さんの空気が親しみやすく落ち着けて、따뜻한(タタゥタン:温かい)気持ちになるんです。

さて、食後ヂヒョに「どうぞ」してくれたのは、前橋名物(!?)のブタまん。すると…先に耳をガブリ!全部食べてしまいました>< 中のあんに目がないアッパが、顔の部分はパクリ。

料理大好きというお母さんといると、本当に話が尽きません。最後は破裂しそうなぐらいお腹も満たせて家に帰りました。本当に楽しい楽しい1日でした。

2009年1月21日

TITLE:中耳炎

090122_01th.jpg韓国では、子どもの大病は「その子が大きく成長するための過程」ととらえ、「크려고 아프다(クリョゴ アプダ:大きくなろうとして、痛くなる)」という言葉もあるぐらいです。ヂヒョも、돌잔치(トルジャンチ:1才の誕生日祝い)前に初めて高熱が出てとても心配しましたが、この言葉を知ってからは少し気持ちが楽になって、「通る道だから仕方がない、けれど少しでも痛みや苦しみが少ないように」という思いで看病したのでした。

2歳になった当日も少し熱っぽかったのですが、高熱までいたらず元気になりました。どんなに元気な子でも、1年に1度ほ高熱を出したりすると聞いていたものの、ヂヒョは大丈夫みたいね〜などと思っていました。それから1ヵ月後、まさか(><)の中耳炎にかかってしまったヂヒョ。今思えば、きっかけはオンマの私だったような…。ヂヒョが熱を出す2日前ほどから、年末の疲れもあって、体に寒気を感じ頭痛もしていた私。風邪がくるかも…そんなストレスというか、空気がヂヒョにうつってしまったみたいです。

気候も急に寒くなって、子どもとはいえ、私とほぼ同じような生活をしているヂヒョも、少しづつ疲れがたまる頃…だったのかもしれません。

体調が悪くなりはじめたものの、やはり「子どもは風の子」、日中は元気に外で遊びまわっていました。そんな日が3日ほど続いた後、高熱が3日間続きました。
小児科へ行ったら、38度6分あるものの元気そうなので、ということで、抗生剤が出ませんでした。さらに、お天気がいいので、外で遊んでいるお友達の声が聞こえると「行く!」と言ってききません。

その後、私が仕事だったため、1日中ばあばと一緒に過ごした日にとうとうダウン。途中気になって電話をすると、「疲れたのかずっと寝てるわねぇ」と母。しばらく寝ては起きて、少しおもちゃで遊んでいたようです。仕事を終え、夜家に帰って熱を測ると39度3分。救急病院に行くことにしました。

「中耳炎になっているから、明日耳鼻科へ行くように」と先生に指示されました。
その夜は、3日連続となる座薬をまた投入。

翌朝、耳鼻科へ行くと即答で「中耳炎です」と先生に言われました。
さらに、鼓膜を破るという処置をせざるをえない状況にまで悪化していました。大変だったのは通院。激痛を知った、まだ小さなヂヒョが「これ以上耳を触られたくない!」と恐怖心をもつのも仕方がありません。それでも頼れるのは先生です。泣きわめくヂヒョを連れて、毎日耳鼻科に一生懸命通いました。
本当に本当にかわいそうな思いをさせてしまいました。

今回は、ヂヒョの元気さと我慢強さが熱(感染症)→中耳炎へと導いてしまったようでした。私も親としてたくさん反省し、学んだことを次に生かさなくてはと痛感した出来事でした。

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2009年1月23日

TITLE:初めての…幼稚園

「ヂヒョのお世話を人様にお願いするのは、最短でも2歳の誕生日を迎えてから」。パパであるアッパの意見を尊重し、この間2才になったヂヒョを連れて、幼稚園で行われている一時保育の「いちご組」に初めて行ってみました。

子ども同士で遊ぶことが大好きで、明るく活発なヂヒョだから、すぐに幼稚園になじむだろう、喜んで行くだろうと親の私たちは考えていましたが…まったく逆でした。

前日、ヂヒョの大好きなケーキを囲んで「明日は幼稚園で楽しくお友達と遊んでね!」と言うと、どうも顔色がすぐれない。しまいには「싫어(シロ:嫌)」という始末。夏過ぎから続いた夫婦の話し合いでようやくここまで来たものの、明日はどうなることやら。

当日の朝を迎えましたが、予想通り行きたくないムードのヂヒョ。泣いているヂヒョをどうにかこうにか車に乗せて、幼稚園に連れて行きました。そして何とかいちご組の教室に着き、先生によくお願いして、後ろ髪引かれながらも後にしたのでした。

家に帰って1人の時間ができたものの、こうなるとなかなか落ち着かないもの。すぐにでも「迎えにきてください」なんていう連絡が来そうで、携帯電話を肌身離さず持っていました。とはいえ、掃除や食事の下ごしらえなど、家のことをやっているとあっという間の2時間半。もう迎えに行く時間です。

緊張しながらいちご組の教室をのぞくと…

そこには、さっきまで恐怖心でおびえ泣いていた姿が嘘のようなヂヒョの姿が!
お友達と手をつないで、元気に飛び跳ねてダンスして遊んでいます!!

思わずホロリ涙が出ちゃいました!!

よかった。本当によかった。

2009年1月26日

TITLE:家族で東京ディズニーランドへ!

090129_01th.jpg日本にいる間に、絶対行きたい場所の1つだった東京ディズニーランド(以下、TDL)。

年末、XmasムードいっぱいのTDLへ出かけた私たちファミリー。初めての「夢の世界」に、最初ヂヒョは、ただただ放心状態^^。アッパはテンションもだいぶ高く「うわー」と感激していました。そして、すぐ「ここは朝から楽しむのがいいね!」。もう、次の計画をしているパルリパルリ(빨리 빨리:早く早く)精神のアッパ^^;

オフィシャルホテルに荷物を預け、TDLに到着したのは、お昼のパレードが終わった午後2時過ぎのこと。社長出勤並みの(!?)ゆったりモードでスタートした、TDLへの旅。サッカー選手現役中は、休日も仕事モードの意識を持っているアッパのペース+ヂヒョが疲れすぎないようにと、いろいろ考えた末に決めた今回の日程でしたが、道中はエンジンかかりっぱなしの元気なヂヒョが、車の中でミッキーの「ミ」と会いたいの「たい」を繰り返していました。しまいには「(ミ)イッキ〜!」と、両手を口に添えて叫んでいました。がぜん調子に乗ったところでTDLの門をくぐったヂヒョ、最初はそのきらびやかで美しい雰囲気にのまれていましたが、慣れてくると整備された道を笑顔で駆け回っていました。

最初に乗った乗り物は、コーヒーカップです。小さい頃、私も大好きでよく乗りましたが、大人になった今、かなりの速度でぐるぐる回されると、かなり気持ち悪くなりました^^;ヂヒョはやっぱり「ワーー!キャー!!」騒いでいました^^。

“イッツ・ア・スモールワールド”では、各国の民族衣装や賑やかな歌声に魅了されているようでした。その後、くまさん達のショー、スティッチのショーを見て、興奮と緊張いっぱいで遊んだヂヒョ。夜のパレードが始まる30分前に、すーっと寝てしまいました。この間、アッパと私は夕食をとり、エレクトリカルパレードを見に行く頃、ちょうどヂヒョも起きて楽しむことができました。メリーゴーランド、ダンボ、それからさらに大きな船にも乗り、汽車の旅もして、最後は花火まで充分に満喫できました。さらにTDLの余韻が楽しめるオフィシャルホテルへと向かって、大きな窓越しにミッキーの模様をしたモノレールやバスを見ながら「次はいつ来ようか?」などとおしゃべりが弾みました!

家族を、子供達をみんなを幸せにしてくれるTDLは、やっぱりやっぱり夢の(ような)国!素晴らしいです!!!
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2009年1月29日

TITLE:韓国・スウォンへ

今回の韓国の旅は移動距離の長い、かなりの上級者向けコースでした^^;

インチョン空港に到着すると、結婚式や、お世話になった先生方へのご挨拶などの用事で先に到着していたアッパが、私とヂヒョを車で迎えに来てくれました。

まず最初に向かったのは、テイオンニ(アルクのブログでもおなじみ!のキム・テイさん)の新居。オンニに会うのはすごく久しぶり〜♪ この様子はまた後日、特集で^0^お届けいたします!!

オンニの사랑이(サランイ:かわい子ちゃん。ここでは息子さんのことを指しています)の出産祝いを届けた後、ソウルのホテルにて宿泊。翌日は、結婚当時に住んだスウォン(水原)に行き、会いたい人に会い^^、またソウルに戻って一泊後、用事を済ませて出発した先はアッパの故郷・マサン(馬山)。道のりはなんと約6時間! 途中、知人に会って、今度こそハラボジ・ハルモニが待つマサンまで車を走らせました。
マサン滞在中は、プサンへも出かけました。2歳になったばかりのヂヒョを連れて、なかなかの強行軍(!!)だった、と書きながら改めて納得しました^^

スウォンでは、Mオンニのお家へお邪魔し、オンニ直伝の手作りパックを体験。栗の渋皮とハチミツ+ヨーグルトを混ぜ合わせて作ったスクラブパックは、その後お肌がものすごくし〜っとり、なおかつさらさらでした〜^0^学校から帰ったJヒョンがギターを弾きながら歌を歌うと、ヂヒョもノリノリで踊っていました♪

名残惜しくもオンニのお家を後にして向かった先は、アッパの親友であるキム・デイ選手の中華料理店「CongeeGoGo(칸지고고)」(경기도 수원시 영통구 영통동 958-3 하우스스토리 101호/tel:+82-31-206-8600)。

こちらは、韓国では有名な中華料理のフランチャイズ店。初めてプサンのヘウンデにあるお店に入って食べた時には「韓国にもおいしい中華があったのね〜♪」と感激したものでした。

もちろん、キム・デイ選手の奥さん・Sさんが手がける「スウォン ヨントン店」も、とってもおいしかったですヨ! 味に厳しいアッパが絶品!とうなったのは「짬뽕(チャンポン)」!! チャンポンといっても日本のそれとは違い、とーーーっても辛くて、“赤い韓国風海鮮ラーメン”といったところです。

辛すぎるのが苦手な私は、기스면(キスミョン:塩味でさっぱりしたスープ麺)を、肉好きのヂヒョは탕수육(タンスユク:酢豚)をたくさん頂きました。

Sさんは私と同い年ですが、とっても頑張り屋さんで、サッカー選手の奥さんとしても見習うところがたくさんある人です。今回、お店をオープンするにあたっては「힘들었어...(ヒムドゥロッソ…)」。大変だったようで、かなりスリムになっていました。

韓国のみんなに久しぶりに会ったのですが、不思議なことにそんな感じがしない、まるでつい最近会っていたような親しみを再確認することができ、とてもうれしかったです!

こんな素晴らしい関係でいられること、心から感謝です!!