2012年11月13日
TITLE:結婚して9年(9) 記念撮影
結婚式の前に撮影するキョロンサジン(결혼사진=結婚写真)、子供の1歳のバースデーを記念して撮影するトルサジン(돌사진)、そして韓国の各家庭に必ず飾ってある立派な家族写真など、記念日や家族を大切にする韓国では、記念写真の撮影は欠かせないようです。私たちももちろん、気合を入れて撮影! 韓国の我が家に飾られています。
ここ数年、結婚写真に負けず劣らず人気なのが、女性の一番美しい姿と言われる、妊婦姿をお洒落に残そうという夫婦の希望が形になった、イムシンサジン(임신사진=妊娠写真)。妊娠時期のお腹をクローズアップした撮影です。実は6年前、私も体験しました。
お腹の膨らみも少し目立つようになった妊娠6ヶ月も半ば、快晴の日曜日のこと。当時の自宅があったスウォンから車で1時間強のソウルのスタジオで、イムシンサジンを撮影することになりました。
イムシンサジンですから、主役は「お腹」。それが、現場に行くと、撮影スタッフの第一声が「妊婦じゃないみたい~!」でした。本来は、お腹の大きさが目立つ臨月に撮影するらしく、加えて、日本人の私の妊婦姿は、韓国の妊婦さんに比べるとお腹のふくらみがまだまだ......なんだとか。
確かに、韓国の妊婦さんは「お腹に赤ちゃんがいるんだから、たくさん食べるぞ!」ということなのか、あるいは体力をつけようということなのでしょうか、とにかく、とにかく食べます。家族、親戚、そして近所の人まで、本当にたくさんの周囲の人が「赤ちゃんがいるんだから、食べなきゃ」と、食べ物をたくさん下さいます。
それに、産婦人科も、日本の産婦人科ほど体重の増加に厳しくありません。日韓のイムサンブ(임산부=妊婦さん)のお腹の大きさの違いは、断然、食べる量の違いでもありました。この時期の私のお腹をみた、両国の友人の意見の差も顕著です。
日本の友人「お腹ふくらんできたね~、あと4ヶ月だね、あっという間ね」
韓国の友人「信じられない。それで6ヶ月!? いつになったら太るの?」
さて、妊娠6ヶ月で撮影しようと思ったのには、訳がありました。翌月から、オッパが韓国を離れ、日本でサッカーをすることになっていたのです。チームは横浜FC、どうやら横浜に引っ越しをすることになりそうだったので、その前に、韓国で家族3人(お腹の子も合わせて^^)で記念撮影をしようと思ったのです。そんな事情を知っていたスタッフは、なるべくお腹が目立つように(!?)色々な工夫を凝らして撮影をしてくれたのでした。
ヨンホ(お腹の赤ちゃんに付けた愛称)も、時々お腹の中で動いていて、撮影に参加......のつもりだったのでしょうか? オッパは、キョロンサジン(その時のエピソードについては、私の本『韓国およめいり』をご参照ください)同様、慣れない撮影だったのにもかかわらず、最後まで笑顔^^ 私がお腹を出して、カジュアル&スポーティーな感じでポーズを取った時には、上半身裸(!)になって、積極的に撮影参加してくれたオッパでした。
この撮影、実はこの日で終わりではありませんでした。盛り上がったスタッフと、臨月にも撮ろう!ということになり、臨月の9ヶ月に入ったところで、だいぶ動きが激しくなったお腹の赤ちゃんと韓国に渡り、イムシンサジン撮影をしたのでした(シーズン中のアッパは、日本でお留守番)。
2回にわたり、大きなお腹の私のケアをはじめ、撮影の面倒を本当によく見てくれたソニオンニはじめ、撮影スタッフに感謝の気持ちでいっぱいです。こうして、2冊の大切なアルバムが完成しました。もう少しヂヒョが大きくなったら、写真の大きなお腹を見せながら、「ここにヂヒョがいたのよ」と教えてあげたいと思っています。