阿部美穂子の韓国Pick up!:スペースアルク
 

2012年10月16日

TITLE:結婚して9年(8) 離乳食

121016_1.jpg韓国も日本も主食はお米、ならば大丈夫でしょう! ......なんて根拠のない自信を持って望んだ、韓国での離乳食作り。そこで活躍したのは、3つの調理器具:ミキサー、フードカッター、蒸し器でした。




5カ月目に入ったヂヒョが初めて味わったオンマの手作り料理は韓国風おかゆ。韓国の専門店で多いお粥屋さん、種類豊富なお粥作りにはほとんどもち米を使用していて、腹持ちもよく朝食・間食にと人気です。ヂヒョへの初めてのおかゆも、うるち米の他に、もち米を混ぜ、まず洗ったお米をミキサーで細かくし、ゆっくり煮ながら作りました。まだ糊状のおかゆを食べるヂヒョを見て「離乳食もやっぱり手作りが一番! 頑張って作ろう!」と思ったのでした。

以降、さつまいものスープや茶碗蒸し、かぼちゃを薄味にし柔らかく煮たり、鶏のささみをフードカッターで細かいそぼろ状のひき肉にしたり(普通のスーパーにはにひき肉がない!のです)、楽しみながら色々作ってはみたものの、大きさや形状に気を遣ったメニューも尽きてくると、最初のテンションはどこへいったのやら、ちょっと息切れ気味に。さらにこの頃、韓国の小児科にて、ジャガイモやイチゴ、トマトなどは、アレルギーがある場合があるので、あせらずに始めるようにと言われました。

「食べさせてはいけないものもあるんだ......」などと、一時かなり難しく考え込んでしまったこともありましたが、そんな時、「あげてみてダメなら、次は気をつければいいんじゃない?」と言いながら、パイナップルやヨーグルト、コーヒーまで?!食べさせてみるアッパの勇気!?に助けられました。

そして先達はあらまほしき事なりですね。幼い時日本で生活したことのあるという、ジヨンオンニが試した数々のアイディアを借りて実行したのが、蒸し料理です。鶏肉や牛肉または牛レバー、海老やイカ、生鮭(韓国で塩鮭は見たことがありません)、かぼちゃ、大根、白菜、キャベツ、エホバク(≒ズッキーニ)、ブロッコリーなどを蒸し器で蒸して、赤ちゃんの月齢に合わせて、すったり、細かく刻んだりする方法です。それぞれの材料に豆腐やトマト、玉ねぎ(すりおろし)を合わせ応用すると、メニューの幅も広がります。またデザートには、果物をすった後、水を少し入れて10秒ほどレンジにかけて熱を加えたものをあげました。

121016_2.jpg一児の母のオンニの「離乳食作りは断然、日本の方がやりやすいと思うな」という言葉通り、改めてヂヒョ用に目線を変えて近所のスーパーに行くと、意外に買うものがない?!というのが実情でした。なんと言っても、豆腐は今でこそ、絹ごしが急!定着しつつありますが、5年前まではチゲのような鍋に使う木綿がほとんどで、離乳食としての出番が多い絹ごし豆腐が当時、ほとんど売っていませんでしたから。プレーンヨーグルトもないし、しらすもなし(小さなミョルチ=にぼしを水につけて軟らかくしてご飯に混ぜていました)、魚も丸ごと一匹が基本で、切り身ではなかなか売っていませんでした。

さて、当時も今も、韓国にて信用度の高い日本のベビーフードは大人気。何と言っても赤ちゃんの食べる量は本当に少ないので、市販のものもうまく利用しながら、疲れすぎない&ハッピーな子育てを心がけることが大切!と思える、離乳食時期です^^。

121016_3.jpg