阿部美穂子の韓国Pick up!:スペースアルク
 

2012年7月10日

TITLE:韓国結婚式

120710_1.jpg5月末、長男のサッカースクールの先生の結婚式に行ってきました。韓国の結婚式、子どもたちにも社会勉強をしてもらういい機会になりました。仕事で行けないアッパ(아빠=パパ)の代わりに、サムチョン(삼촌=おじ。会話では両親の男友達に対しても使う)と一緒に出席となりました。





120710_2.jpg韓国の結婚式に参加するときの服装は、ジーンズにポロシャツなど、ラフなスタイルも多くみられます。結婚式場に着くと新郎新婦を乗せるクラシックカーがスタンバイしていました。そういえば街なかでも、華やかなお花の飾りが施された新婚カップルが乗っている車をときどき見かけます。


120710_3.jpg一般的な韓国の結婚式は、日本の披露宴にあたるものがないため、30分ほどで終わることがほとんどです。最初に入場するのは、新郎新婦の母。2人で手をつないでバージンロードを歩きます。韓国ならではの、オモニへの敬意の表れかもしれません。

120710_4.jpgこの日の式は、司会者からの提案で、特別なことがありました。なんと、スポーツが得意な新郎が、2人の母をおぶって、スクワットをしながら、「オモンニム サランハムニダ ヨルシミ サルゲッスムニダ」(어머님 사랑합니다. 열심히 살겠습니다.=お母さん、大好きです。一生懸命暮らしていきます )と言って、会場が沸くシーンもありました。

120710_5.jpg日本と違って新郎新婦の生い立ちや経歴を話すタイミングがないので、意外と2人についてわからないまま式が終わってしまうのが、日本の結婚式に慣れている私としては、ちょっぴり物足りなく感じられましたが......。

メインはやはり、それぞれの両親に対して深く感謝の気持ちを示す、クンジョル(큰절=婚礼の時などにするもっともていねいなお辞儀)。韓国の結婚式で、唯一涙を見せるシーンではないでしょうか。

120710_6.jpg結婚式の後は、会場に用意されていたビッフェ形式の食事を頂きました。長男はミニトマトをエビフライをほおばり、次男はなんとキムチをおかわり! 笑顔にあふれた会場で、おいしさも格別でした。


120710_7.jpgお色直しでは新郎新婦2人ともハンボク(한복=韓国の伝統衣装)に着替え、各テーブルを挨拶に回ります。いつもスポーツウェア姿の先生のキラキラした姿に、長男もくぎ付けでした^^。初々しく幸せいっぱいの新婚夫婦を見て、私も幸せいっぱいになりました。

美穂子さん、こんにちは。
韓国の結婚式の様子は、美穂子さん達の時に色々知ることが出来ました。お隣の国なのに随分違うんですね。お母さんを大切にする所はさすが韓国!家族の絆の強さを感じます。また披露宴?もとてもカジュアルなんですね。ジーンズで気軽にいけるのは良いような、もう少しおしゃれを楽しみたいような。日本の結婚式が欧米化してきてるのかもしれませんね。ヂヒョ君、ヂオン君も結婚式に参加して良い経験になりましたね。もう少し2人のお子さん達が大きくなったら、是非美穂子さん達の結婚式の写真も見せてあげて下さいね。