阿部美穂子の韓国Pick up!:スペースアルク
 

2011年1月27日

TITLE:しばしのお別れ

群馬県前橋市にやってきた3年前、長男は1歳2カ月でした。まだ上手に歩くことさえできず、ご近所のお姉ちゃんやお兄ちゃんに、手をつないでもらって遊んでいました。そんな長男が、今や走っているのですから!本当に貴重な大成長の日々を、自然あふれる前橋で過ごせたことを幸せに感じています。
幼稚園の一時保育に通う中で、お稽古ごとを始めたこともあり、お友達も増えました。来年はかっこいい制服を来て、かわいい幼稚園バスに乗って、幼稚園に通うことを楽しみにしていました。習い事も軌道に乗り始め、ホップ、ステップしかけた矢先の、今回の引っ越しです。
本人も「引っ越し、いやだなぁ。日本にいたいなぁ」。韓国で1年間過ごしたことがあるとはいえ、当たり前の発言でしょう。「大丈夫! 韓国に行っても楽しいことがたくさんあって、お友達もたくさんできるからね!」私は言霊を信じて、長男を勇気づけました。

110127_2th.jpg引っ越しを1月末に控えたある日、お友達が遊びに来てくれました。英語教室が一緒のTくんは、消防車が大好きな1歳年上のお兄ちゃん、以前Tくんにもらったミニのチキンラーメンが気に入った長男は、「韓国にもある?」って聞いていましたっけ。
Tくん直筆のお手紙がうれしかったようで、長男もきちんと「ありがとね。また会おうね」と言えました。
110127_3th.jpg次は、長男が生まれた場所・横浜のお友達。お姉ちゃん2人と、初めて会う一番下の弟3きょうだいが遊びに来てくれました。広くないお家が荷造りでさらに狭くなっているというのに、そんな中でも小さなスペースを見つけては、「だるまさんがころんだ」や、かくれんぼをして遊び、元気いっぱい笑顔いっぱいの時間でした。

引っ越しまでカウントダウンに入ると、私の作業中、長男はサッカースクールで仲良しのTちゃんのお家へ遊びに行かせてもらいました。見たこともなかった新しいTVゲームに夢中だったようです^^
また、同い年でご近所のIくんのお家では、なんと夕食&お風呂までお世話になり、あとは寝るだけの状態になったところでお迎えに行きました。長男にとっても、かけがいのない楽しい思い出になったのではと思います。
ほかにも、たくさんのお手紙や餞別、贈り物をいただきました。息子と2人の夜には、寝る準備をしてからみんなからのお手紙を読み、息子と語り合いました。「一緒に寝る!」と長男はお手紙を枕元に大事に置いて、眠りにつきました。

本当に本当に、ありがとうございました。
そして、また元気にみんなに会える日を心待ちに、韓国でがんばります!!!

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