2010年11月20日
TITLE:トルジャンチ
돌잔치(トルジャンチ)とは、韓国で子どもの1歳の誕生日を祝う大イベント。昔は1歳まで生きることが簡単ではなかった世の中、1歳まで生きた赤ちゃんをみんなで盛大にお祝いする風習が今も大切にされているのです。ヂヒョのときのトルジャンチは、その時住んでいた蔚山で行われたので、100名以上が集まりました。今回のヂオンのトルジャンチは、日本在住だったためこじんまりとしていました。それでもできる限り、1歳らしい明るい会にしようと私なりに準備をがんばりました。
メンバーは日韓の両親&私たち家族のみ、お店はオンニらの助言もあってイタリアンなどのかわいらしい雰囲気のお店にしようとしましたが、ヂオンが危なっかしくも歩きはじめていたため、日本料理の靴が脱げるお座敷のお店に決めました。トルジャンチは、誕生日当日か、またはその前に行うのが一般的なルールです。私たちはルールに従って、誕生日の4日前の11月11日に行いました(1が4つでなんだか縁起もいい感じです^^)。
当日持参したものは、韓国のトルジャンチ会場の入り口によくある、赤ちゃんの写真&ポスターに、家族写真、子どもたち2人の写真を飾った手作りプレート、メインイベントのトルジャビグッズ、そして、日本の一升餅など。
メインイベントの돌잡이(トルジャビ)とは、テーブルなどに置かれた品々を主役の赤ちゃんがつかむことでその子の将来を占うというもの。用意したものは、お金、サッカーボール、野球ボール、ゴルフボール、マイク、えんぴつ、聴診器……これらのグッズは、最近では両親の思いと願いが反映されることが多く、その子によって少しずつ内容が違うのも一つの特徴のようです。
さて、ヂオンが手にしたものは……? なんと、マイクでした! 歌手? それとも作曲家?! 今後のヂオンに期待です^^
ハルモニはすごくよく動くヂオンを見て「運動選手がいいかも……」と思っているだけに、マイクがいまいちしっくりこなかったのか、もう一度トルジャビをさせてみると……次はサッカーボールに野球ボールの2つを両手で持ちました。
ハルモニは大笑い! その後もお金、鉛筆、いろいろなものを持ってみては、やっぱりマイクがお気に入りのようでした。
メインイベントが一段落すると今度は、日本風に「たくましく育つように」の思いをのせて一升餅を背負わせました。そのお餅は、近所の餅菓子屋さんで作っていただいたのですが、1つずつ重さを量ってみると合わせて2キログラム以上。この時、下痢から来たお尻の荒れが完治していなかったことと、眠くなってしまったことで、お餅を背負わせると泣いて嫌がってしまいました。いつものヂオンだったら2、3歩は歩けたんじゃないかと思いました。
お兄ちゃんのヂヒョが、泣いているヂオンをかばって「もういいんじゃない? やめよー」というので、ここで終了。
とは言え、あきらめきれないオンマ^^; 한복(ハンボク=韓服)から楽着に着替えたヂオンに背負わせてみると……1歩半ほど歩けました。これでオンマも納得。ヂオン、お疲れさまでした^^
日本で行われたヂオンのトルジャンチは、笑顔の絶えないひとときとなりました。
ヂオンのお祝い餅はその後、家族で나눠서(ナノソ=分け合って)、切り餅、天日干し、揚げおかきとしておいしくいただきました。
そしてお誕生日当日の11月15日、ヂオンのお尻もすっかりよくなり、写真館へ出かけてバースデー記念の写真撮影(ハラボジとそっくりのポーズを決めました!)。
家に帰ると、フルーツケーキでお祝いです!
ヂオンの1歳の誕生日、やっぱり忘れられない大切な思い出の1ページになりました。
美穂子さん、おつかれさま!でしたね。
ヂオン君、おめでとうございました!!
今度韓国へ引っ越されたようですが・・・覚悟を決めて
嫁いだんですもの、がんばれ!! いろんな意味で(笑
韓国の姑は大変ですからね。。。。
よく我慢して、悪く考えずに過ごされている美穂子さんに
エールを贈ります!!
私も馬山に遊びに行きたいと思います。
どこかで美穂子さんにあえたらいいな。
- きりん
- 2011年2月15日 08:50
ハンボクを着たヂオンくん!!メチャかわいいですね!
素敵なトルジャンチでしたね☆
温かい気持ちになりました♪