2007年12月10日
TITLE：ヂヒョ、初めての誕生日
韓国では、産まれてから初めての誕生日を迎えると、２歳になります。ですから、トルジャンチ（１歳の誕生日パーティー）は、誕生日を超えてやってはいけないそうです。そんなわけで、ヂヒョの場合は、11月2日の誕生日当日ギリギリに＾＾トルジャンチを開きました！
とにかく“何でも初めて物語”の私にとっては、てんわやんわな感じで＾＾；トルジャンチを迎えたのですが、当日は大勢の方々に祝っていただいて、ステキで思い出に残るバースデーパーティーになりました！
さて、トルジャンチってどんなもの？
우리 지효（ウリ ヂヒョ：私たちのヂヒョ）のトルジャンチを中心にご紹介です！
まず、トルジャンチに招待するのは、両親の知人・友人をはじめ、両親の両親（つまり、子どもから見るとハラボジ・ハルモニ〜おじいさん・おばあさん）の知人友人、親戚などなど、そうそうたるメンバー。人数も50〜100名ほどになります。
みなさんにビッフェ式のお食事を召し上がっていただいている間、主人公のヂヒョを連れて各テーブルにご挨拶に伺います。会場は風船いっぱいのデコレーション。結婚式とは一味違う、かわいい雰囲気が漂っています。そうそう、韓国の誕生日の祝い方で印象的なのが、めでたい“主人公”が、プレゼントを持ってきてくれた友人達に食事をご馳走すること。でも、初めての誕生日を迎えたばかりのヂヒョには何のたくわえもないので＾＾；ここは親が代わってみなさんに振舞います。初めての誕生日から韓国式！なわけです＾＾。
トルジャンチの贈り物…といえば、その昔からポピュラーなのは、金の指輪（금반지）やブレスレット、ネックレスなど。金の価値が高かった昔の影響（とはいえ、金の価値は流動性があり、最近も良い値になっています）で、今でも人気のプレゼントです。ほかには、洋服やお金（50,000〜100,000W程度）が多いですね。
ヂヒョのお祝いに集まってくださった方々には、「お返し」、つまり日本の結婚式の引き出物のようなものもあります。伝統的な「お返し」が떡（トク：お餅）で、最近では子どものネーム入りのコップやタオルなども人気なのだとか。
会場に飾られる大きな主人公の写真は、돌사진（トルサジン：１歳の記念写真）といって、１歳の誕生日を前に写真館に行って、作ってもらいます。赤ちゃんには、もしかしたらちょっぴりしんどい（!?）、いろいろなシチュエーションでアルバム撮影をします。これは、韓国特有の“結婚アルバム”のようなものですね。もちろん、ヂヒョにも作りたいとは思っていたのですが、日程が合わず断念。トルジャンチ当日、家族写真だけ撮ってもらいました。
そういえば、백일 사진（ペギルサジン：（産まれて）100日記念の写真アルバム）の撮影もやらなかったヂヒョ。それにしてもすごいな、韓国の写真文化！ とはいえ、実は、私も負けじと＾＾ヂヒョ誕生から今まで、デジカメ撮影したものがあったので、入り口にはオリジナルの手作り写真コーナーを設けたり、会場ではDVDスライドショーをお披露目しました。
トルジャンチのビッグイベントといえば、何といっても돌잡이（トルジャビ）！
돌산(トルサン)というお祝いの膳に並べられた、糸やエンピツ、お米などから、赤ちゃんが掴んだもので将来を占うのです。トルジャビでは、ななんと!! 迷わずすかさず！サッカーボールを手にしたヂヒョ。将来が本当に楽しみです!!
トルジャンチを終えて、改めて思いました。
韓国のアッパ・オンマ（お父さん・お母さん）はすごい！ もちろん、韓国だけでなく、世界のお父さんお母さんもすばらしい！！
だから言いたいです。子どものお誕生日は、同時にパパ・ママの「頑張りましたday」でもあるのです。…書いていて、思い出しました！ みなさんも、ご存知ですよね？…桜模様の中に「がんばりました！」ってあるスタンプ。あれです、まさにあれ！ 「いっぱいがんばりました！」って自分に言ってあげました。そして、アッパにも「수고 많이 하셨어요（スゴ マニ ハショッソヨ：お疲れさまでした）」と声をかけました。
そして、本当に本当にお誕生日おめでとう!! 사랑하는 지효（サランハヌン ヂヒョ：愛するヂヒョ）!!!
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